し〜めし〜め巨人中村ノリ獲得断念☆阪神に来い〜!!
2002年11月25日巨人、ノリと破談…渡辺オーナー「金髪はいらん」
近鉄からFA宣言した中村紀洋内野手(29)の獲得に動いていた巨人は25日、大阪市内で中村と2度目の交渉を行い、事実上の破談が決まった。中村はメジャーのオファーを待って12月中旬に進路を決断する方針だったが、巨人側が「11月中の返答」を求め、交渉打ち切りが確定したもの。破談を聞いた渡辺恒雄オーナー(76)は同日夜、破談を歓迎する発言を連発。「モヒカン、金髪はいらん」とメッタ斬りした。
本音を洗いざらいぶちまけた。強風に加え、雨がスーツに降りかかってもお構いなし。頭に血が上った渡辺オーナーは、破談となった中村についてメッタ斬りにした。
「モヒカン、金髪(中村)は現場が欲しいというから黙っていた。私は前からいらないと言っている。巨人軍のカラーに合わない。金髪、モヒカンが巨人のクリーンアップでサードに立ったらどうだ? 子供がまねしたらどうする!」
委員長を務める横綱審議委員会の会食が東京・柳橋の料亭で行われた後、中村について質問されて“大噴火”した。「モヒカン、金髪」=中村。オーナーの口から「中村」という言葉は、最後まで聞かれなかった。
その約12時間前、午前9時50分には、大阪市内で土井誠球団代表による中村との2度目のFA交渉が始まっていた。約45分間の会談が終わると、土井代表は「破談? はっきりとはおっしゃっていないが、答え(拒否)を推測できる。これ以上、交渉を続けても(マネーゲームで)中村紀洋という選手のイメージを悪くするだけ」と、苦渋の表情で交渉打ち切りを宣言。泣く泣く中村から撤退の姿勢を強調した。が、中村との“溝”は当初からあった。中村がFA権を行使する以前の今月1日、渡辺オーナーは中村の金髪について「髪を黒くするなら来てほしい」と発言。中村は反発し、日米野球でさらにオレンジ色に染め直す“挑発行為”に発展した。
一方で中村がFA権行使を表明した5日、すぐに手を挙げたのも巨人。人目を避けるように行われた15日深夜の第1回交渉で、4年総額25億円を提示し、“溝”を埋めようとした。だが、19日にヤクルトを退団したぺタジーニの獲得が決まると、態度が一変。22日に再び渡辺オーナーが「土下座してまでおいで願わなくてもいい」と発言。両者の“離反”は修復不可能となっていた。
この日の交渉の大半を数々の“無礼”に対する釈明にあてた土井代表だが、一方で「11月中に考えを聞きたい」と要求。メジャーからのオファーを待って「12月中旬までに決めたい」とすでに表明している中村の希望を拒否し、「(巨人は)お断りする方向です」という結論を呼んだ。自ら“破談”への流れを作った感はいなめない。
「モヒカン、金髪は知性とか教養が表れる。本音を言えば、ああいうタイプはいらない。いなくても勝つ!」
渡辺オーナーからは、最後にはV2宣言まで飛び出した。中村の国内本命は阪神。もし中村が阪神入りすれば“GT新遺恨”は避けられない。
★中村のFA経緯
◆7月14日 FA権を取得
◆11月1日 巨人・渡辺オーナーが「髪を黒くするなら来てほしい」と発言
◆同5日 中村がFA権行使を宣言。巨人・土井球団代表は「中村君はパを代表する選手。彼の決意を重く受けとめたい」と獲得表明
◆同7日 出身地別東西対抗戦に金髪で登場。自分のスタイルを貫くことをアピール
◆同8日 中村の金髪について、巨人・渡辺オーナーが「おれの趣味で球団を経営しているわけじゃない。勝つことが大事」と容認発言
◆同12日 FA宣言選手の公示。しかし、この時点で名乗りを上げたのは近鉄のみ
◆同15日 深夜に巨人と会談。『5年総額30億円』を提示される
◆同16日 ペタジーニ争奪戦から撤退した阪神が、中村獲り参戦を正式表明
◆同21日 阪神と初交渉。星野監督出馬で、『8年43億5000万円』を引き出すが、「自分の存在を出し切れるチームにこだわって、メジャーの話を聞きたい」と海の向こうからのラブコールを待つことに
◆同22日 巨人・渡辺オーナーが「土下座してまでおいで願わなくてもいい。巨人には巨人のカラーがあるんだ」と発言
近鉄からFA宣言した中村紀洋内野手(29)の獲得に動いていた巨人は25日、大阪市内で中村と2度目の交渉を行い、事実上の破談が決まった。中村はメジャーのオファーを待って12月中旬に進路を決断する方針だったが、巨人側が「11月中の返答」を求め、交渉打ち切りが確定したもの。破談を聞いた渡辺恒雄オーナー(76)は同日夜、破談を歓迎する発言を連発。「モヒカン、金髪はいらん」とメッタ斬りした。
本音を洗いざらいぶちまけた。強風に加え、雨がスーツに降りかかってもお構いなし。頭に血が上った渡辺オーナーは、破談となった中村についてメッタ斬りにした。
「モヒカン、金髪(中村)は現場が欲しいというから黙っていた。私は前からいらないと言っている。巨人軍のカラーに合わない。金髪、モヒカンが巨人のクリーンアップでサードに立ったらどうだ? 子供がまねしたらどうする!」
委員長を務める横綱審議委員会の会食が東京・柳橋の料亭で行われた後、中村について質問されて“大噴火”した。「モヒカン、金髪」=中村。オーナーの口から「中村」という言葉は、最後まで聞かれなかった。
その約12時間前、午前9時50分には、大阪市内で土井誠球団代表による中村との2度目のFA交渉が始まっていた。約45分間の会談が終わると、土井代表は「破談? はっきりとはおっしゃっていないが、答え(拒否)を推測できる。これ以上、交渉を続けても(マネーゲームで)中村紀洋という選手のイメージを悪くするだけ」と、苦渋の表情で交渉打ち切りを宣言。泣く泣く中村から撤退の姿勢を強調した。が、中村との“溝”は当初からあった。中村がFA権を行使する以前の今月1日、渡辺オーナーは中村の金髪について「髪を黒くするなら来てほしい」と発言。中村は反発し、日米野球でさらにオレンジ色に染め直す“挑発行為”に発展した。
一方で中村がFA権行使を表明した5日、すぐに手を挙げたのも巨人。人目を避けるように行われた15日深夜の第1回交渉で、4年総額25億円を提示し、“溝”を埋めようとした。だが、19日にヤクルトを退団したぺタジーニの獲得が決まると、態度が一変。22日に再び渡辺オーナーが「土下座してまでおいで願わなくてもいい」と発言。両者の“離反”は修復不可能となっていた。
この日の交渉の大半を数々の“無礼”に対する釈明にあてた土井代表だが、一方で「11月中に考えを聞きたい」と要求。メジャーからのオファーを待って「12月中旬までに決めたい」とすでに表明している中村の希望を拒否し、「(巨人は)お断りする方向です」という結論を呼んだ。自ら“破談”への流れを作った感はいなめない。
「モヒカン、金髪は知性とか教養が表れる。本音を言えば、ああいうタイプはいらない。いなくても勝つ!」
渡辺オーナーからは、最後にはV2宣言まで飛び出した。中村の国内本命は阪神。もし中村が阪神入りすれば“GT新遺恨”は避けられない。
★中村のFA経緯
◆7月14日 FA権を取得
◆11月1日 巨人・渡辺オーナーが「髪を黒くするなら来てほしい」と発言
◆同5日 中村がFA権行使を宣言。巨人・土井球団代表は「中村君はパを代表する選手。彼の決意を重く受けとめたい」と獲得表明
◆同7日 出身地別東西対抗戦に金髪で登場。自分のスタイルを貫くことをアピール
◆同8日 中村の金髪について、巨人・渡辺オーナーが「おれの趣味で球団を経営しているわけじゃない。勝つことが大事」と容認発言
◆同12日 FA宣言選手の公示。しかし、この時点で名乗りを上げたのは近鉄のみ
◆同15日 深夜に巨人と会談。『5年総額30億円』を提示される
◆同16日 ペタジーニ争奪戦から撤退した阪神が、中村獲り参戦を正式表明
◆同21日 阪神と初交渉。星野監督出馬で、『8年43億5000万円』を引き出すが、「自分の存在を出し切れるチームにこだわって、メジャーの話を聞きたい」と海の向こうからのラブコールを待つことに
◆同22日 巨人・渡辺オーナーが「土下座してまでおいで願わなくてもいい。巨人には巨人のカラーがあるんだ」と発言
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