えっ?そうなの?ノリ獲得長期戦覚悟とは?
2002年11月30日星野監督ノリ獲り長期戦も覚悟
次回交渉は3日に決定
阪神・星野仙一監督(55)は30日、近鉄からFA宣言した中村紀洋内野手(29)獲得に関し、長期戦を覚悟する姿勢を明らかにした。次回交渉は3日に大阪市内のホテルで行われることが決まったが、出馬はせずにメジャーからのオファーが出そろうのを辛抱強く待つ。
メジャーのオファー出そろうのを待つ
「3日?おれは出ないよ。社長もおれも出るまでもないという判断じゃないの?」大阪市内のホテルで行われたOB会懇親会に出席した星野監督は淡々とした表情で話した。今度の交渉は黒田球団本部付部長だけに任せ、自らは成り行きを静観する。11月21日の対面交渉後には、次回交渉にも出席する構えを見せていた。方針変更の理由は、中村側がメジャーとの交渉に本腰を入れ始めたからだ。
29日には茂田正美氏(56)を代理人にすると公表したノリ。同氏もメッツから接触があったことを認めるなど、局面は新たな展開を見せた。「茂田さんという人をおれは知らん。まあ(メジャーとは)代理人がいないと交渉できんでしょ」監督は軽く受け流したが、「2度目の直接出馬はメジャーからのオファーが出そろってからの方がいい」と判断したようだ。
「野崎社長が越年も辞さずと言った? それは会社としての誠意を込めた発言だ。本人は年内に決めると言ってるでしょ」と越年の可能性は否定したが、早期決着をあきらめたのも確かだ。「本人の選択だから、ウインターミーティングが終わるまで待つしかない。それからの判断でしょ。阪神入りの確率? まったく分からん」最終的には米テネシー州ナッシュビルで13から16日まで行われるウインターミーティング終了まで結論が持ち越される見通しを示唆した。
ノリの阪神入りを信じて疑わない気持ちは変わらないが、メジャーの脅威がこれまで以上に気掛かりになり始めたのは確かだ。
ノリ会見を拒否「とにかく熟考」3日の結論は否定
阪神との3度目の交渉が決まっても、中村はメジャーのオファーを待つ、これまでと変わらぬ姿勢を貫いた。30日の夕方、大阪市内の自宅前での会見は拒否。関係者を通しての質疑応答の形で「(阪神への要望などは)今のところ、特に考えていません。あちら側から(会いたいという)連絡があったので、事態の進ちょく状況とかを知りたいのではないでしょうか」とコメントした。
星野監督が出馬した11月21日の交渉では6年契約、総額36億円の条件提示を受け、入団は時間の問題かと思われた。だが、3日に結論を下す可能性について聞かれると「ないです」ときっぱり否定。自ら渡米する可能性についても「一切、ノーコメント」と、口を閉ざした。前日にはメッツとの接触を認め、代理人を明らかにしたとはいえ、いまだにメジャーから正式なオファーは届いていない。「とにかく熟考させて欲しい」と、中村もまた長期戦の構えをアピールした。
金本が自宅に筋トレルーム
広島から阪神へFA移籍した金本知憲外野手(34)が30日、兵庫県内で探している一戸建て新居に筋力トレーニング専用室をつくる計画を明らかにした。「自分でマシンを購入して、家でトレーニングができるようにする。広さは20畳もあれば十分」パワーアップにこだわって今の立場を築き上げた、金本ならではのこだわりだ。
11月22日に甲子園球場内のトレーニング施設を視察した際には失望を隠さなかった。各マシンが1台ずつしかなく「順番待ちがあったら、どうかと思う」と、不満が口をついた。だが、新居に完備してしまえば最大の懸案事項が解決する。
この日は在阪テレビ局の番組に生出演。徐々に生活の舞台を関西へ移し始めているが、トレーニングの質を落とすわけにはいかない。「来年35歳になるけど、パワーは落ちていない」と豪語するFA砲。格闘家レベルの肉体に、さらに磨きをかける決意だ。
次回交渉は3日に決定
阪神・星野仙一監督(55)は30日、近鉄からFA宣言した中村紀洋内野手(29)獲得に関し、長期戦を覚悟する姿勢を明らかにした。次回交渉は3日に大阪市内のホテルで行われることが決まったが、出馬はせずにメジャーからのオファーが出そろうのを辛抱強く待つ。
メジャーのオファー出そろうのを待つ
「3日?おれは出ないよ。社長もおれも出るまでもないという判断じゃないの?」大阪市内のホテルで行われたOB会懇親会に出席した星野監督は淡々とした表情で話した。今度の交渉は黒田球団本部付部長だけに任せ、自らは成り行きを静観する。11月21日の対面交渉後には、次回交渉にも出席する構えを見せていた。方針変更の理由は、中村側がメジャーとの交渉に本腰を入れ始めたからだ。
29日には茂田正美氏(56)を代理人にすると公表したノリ。同氏もメッツから接触があったことを認めるなど、局面は新たな展開を見せた。「茂田さんという人をおれは知らん。まあ(メジャーとは)代理人がいないと交渉できんでしょ」監督は軽く受け流したが、「2度目の直接出馬はメジャーからのオファーが出そろってからの方がいい」と判断したようだ。
「野崎社長が越年も辞さずと言った? それは会社としての誠意を込めた発言だ。本人は年内に決めると言ってるでしょ」と越年の可能性は否定したが、早期決着をあきらめたのも確かだ。「本人の選択だから、ウインターミーティングが終わるまで待つしかない。それからの判断でしょ。阪神入りの確率? まったく分からん」最終的には米テネシー州ナッシュビルで13から16日まで行われるウインターミーティング終了まで結論が持ち越される見通しを示唆した。
ノリの阪神入りを信じて疑わない気持ちは変わらないが、メジャーの脅威がこれまで以上に気掛かりになり始めたのは確かだ。
ノリ会見を拒否「とにかく熟考」3日の結論は否定
阪神との3度目の交渉が決まっても、中村はメジャーのオファーを待つ、これまでと変わらぬ姿勢を貫いた。30日の夕方、大阪市内の自宅前での会見は拒否。関係者を通しての質疑応答の形で「(阪神への要望などは)今のところ、特に考えていません。あちら側から(会いたいという)連絡があったので、事態の進ちょく状況とかを知りたいのではないでしょうか」とコメントした。
星野監督が出馬した11月21日の交渉では6年契約、総額36億円の条件提示を受け、入団は時間の問題かと思われた。だが、3日に結論を下す可能性について聞かれると「ないです」ときっぱり否定。自ら渡米する可能性についても「一切、ノーコメント」と、口を閉ざした。前日にはメッツとの接触を認め、代理人を明らかにしたとはいえ、いまだにメジャーから正式なオファーは届いていない。「とにかく熟考させて欲しい」と、中村もまた長期戦の構えをアピールした。
金本が自宅に筋トレルーム
広島から阪神へFA移籍した金本知憲外野手(34)が30日、兵庫県内で探している一戸建て新居に筋力トレーニング専用室をつくる計画を明らかにした。「自分でマシンを購入して、家でトレーニングができるようにする。広さは20畳もあれば十分」パワーアップにこだわって今の立場を築き上げた、金本ならではのこだわりだ。
11月22日に甲子園球場内のトレーニング施設を視察した際には失望を隠さなかった。各マシンが1台ずつしかなく「順番待ちがあったら、どうかと思う」と、不満が口をついた。だが、新居に完備してしまえば最大の懸案事項が解決する。
この日は在阪テレビ局の番組に生出演。徐々に生活の舞台を関西へ移し始めているが、トレーニングの質を落とすわけにはいかない。「来年35歳になるけど、パワーは落ちていない」と豪語するFA砲。格闘家レベルの肉体に、さらに磨きをかける決意だ。
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